迎え角30deg.跡地

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2006/03/17 04:45

軽い奴はダメだ 

060316.jpg
ダイナブック付属のUSBマウスが小さく、とても使い辛かったので
新しいUSBマウス(写真右)を買って来た。
ちなみにこのダイナブックにはPS/2ポートは無く、今まで8年間愛用してきたインテリマウス(写真左)は使えなくなったのだ。

使い心地など…。

買ってきたのは、いまどきのマウスなのでもちろん光学式である。

使ってみた。その感想と、それから考えたことをつらつらと。

形状
買う前には、もちろん店ですべての種類のマウスを握った。一番マシだったのがこれだったのだ。それでもやっぱり手には合わない。
「利き手を選ばない左右対称のデザイン」は言わば八方美人であり、それまでの形だったのだ。
どう考えたって、左右非対称の人間の手にそんな左右対称の形状がフィットするはずが無いのだ。具体的には薬指・小指の行き先。左利きのために凹んでいるので、置くところが無いのだ。
みんなにみんなに愛想良く振舞おうと努力してる人は、他人から見ればそれまでの人で、信頼関係は結局どこかで破綻する。しっかりした相棒がいるなら、どうしても馴染めない奴がいても良いではないか。
インテリマウスを見よ。あのくねっと「逆くの字」に曲がった形からは、右手とは握手をするかのようにぴったり馴染み、親指は凹んだ腹の部分へ、人差し指・中指は大きめのボタンの上に自然と乗り、薬指・小指は柔らかく曲がった背にぴったりと沿う。それに対して左手はぴしゃりと跳ね除ける。
右手が最大の相棒であり、とても良く気が合う。左手とは仲良くしようと思っているどころか、そんなものの存在を知らないかのようだ。

補足するが、最近売っているマウスは左右兼用のものが多い。左手を無視した製品を作ると苦情が来るとでも思っているのだろうか。ぱっと見、左右非対称なのはトラックボールぐらいだ。
じいちゃんに「中途半端はイカン」と言われなかったのか。

クリック感
浅い。軽い。
インテリマウスが「コチッ」ならば、新マウスは「パツッ」。軽く指が当たったぐらいで押されてしまう。ボタンにかかる指の荷重を軽くするために指の筋肉は常に力が入った状態に無ければならない。これはしんどい。手を保持できる形状でないのが手の疲労に拍車をかける。
クリックした後も指を押し返す力が弱いので、指を戻している、という感覚が常にする。ダブルクリックなんか面倒の極みである。

滑り
軽く、悪い。
意味が分からないだろうがそんな感じである。
光学式なのでボールが入った機械式に比べて非常に軽量である。だから動かすのは楽だ。軽い力で動くのは悪くない。
しかし、裏面に貼り付けられた「滑りやすくするためのシール」見たいな奴が滑らないのだ。こいつの摩擦抵抗がでかい。
「動かしている」という感覚ではなく「引きずっている」という印象なのだ。動摩擦は静止摩擦より小さいが(それでも滑り自体は悪い)やはり引きずる感触がする。
これが、本体の軽さと絶妙なコンビネーションで動きの「安っぽさ」を強調している。実際安かったから仕方が無いのかもしれないが。
しつこいが、形状が悪いため、手が本体にフィットしないので力の入れ方も非常にアンバランスになり手が疲れる。
ちゃんとしたマウスパッドを敷いていてもマウスカーソルが時々止まったり飛んだりするのが気になる。

ホイール
最悪だ。軽すぎる。
本当に軽い。触っただけで回る。軽すぎる。
ちょっとスクロールしようと軽くホイールに中指が触っただけで、読んでるウェブサイトや書いている文章は上下に踊り、CADの図面は拡大縮小で暴れ、画像編集ではレイヤーがずれる。
これは、PCをする机の上でゴロニャンしている悪戯猫よりたちが悪い。猫はちょっと遊んでやり寝かしてしまえば邪魔はしない。
このマウスは違う。作業をするということ自体に邪魔が内包されているのだ。
自分で自分の作業の邪魔をする。喜ぶのはM系の人ぐらいだろう。
そしてホイールボタン。こいつも押し心地が軽いのだ。そしてガタが結構ある。そして上下にぶれるのだ。
軽く、付和雷同で自分を持たず、ちょっと刺激が加わると普通の人の想像のつかない行動をとり悲劇を引き起こす。最近の若い犯罪者みたいだ。

総評
いらない。正直買ったのを後悔した。ドナドナしてやる。
形状・クリック感・ホイールの悪さは最近流行の「ユニバーサルデザイン」とか「バリアーフリー」とかに影響されているのだろうか。全部が全部、皆にあわせる必要は無いだろう?

すべりの悪さは、光学式特有のものだろう。モノ的には軽く、コンパクトに作れるようになった。だからコンパクトなマウスが作られた。そのコンパクトなマウスが手に合わないから、手に合うマウスを探していたのにこういうオチだ。結局は光学式に始まり光学式に終わる。

なぜボールを使った機械式がなくなったのだろうか。機械式はボールがスリットつきの円盤を回したら後は回転角度を計測しているだけだから、直感的には非常に分かりやすい、カーソルが飛ぶことが原理的にありえない。ありえたらそれは加速度無限大となりその反作用で地球は消滅しているかもしれない。また、ボールが入ることによる適度な慣性は手に優しい。
生産工程が面倒くさい。確かに。ボールを放り込みボール部のふたを閉じる、という手順がなくなることによるメリットはあるかもしれない。基盤ができたら底蓋をするだけなのだから。
操作感が軽くなる。このマウスについていえば、これは理由にならない。すべての欠点の始まり。
埃が溜まる。埃が溜まる?溜まるんなら掃除をすればよい。裏ぶたを開けてボールを取り出したら、軽く湿らせたティッシュペーパーでローラーを撫でればほとんどの埃は落ちる。面倒くさい?この掃除はかかっても3分だ。たった3分ですばらしい操作性が得られるならその方がいいではないか。サラリーマンなら憂鬱な月曜の始業前3分でマウスの中を掃除すれば、気分一新気分良く仕事を始められるに違いない。
自分の道具を手入れすることにより作業効率及び仕事に対する気合は確実にアップするだろう。愛着がわくことによりそれを使って作業をするのが楽しくなるかもしれない。武士は自分の弓矢を手入れし、魚屋さんは切れる包丁は何年でも研いで使って5センチぐらい刃が短くなってもその包丁を使い続けるのだ。もっと身近な感覚でいえば、普段乗る車を磨き、バイクのメンテナンスをし、服にアイロンをかけている感じである。
数年前までいろんな重さのマウスのボールが入ったカスタマイズセットが売っていたのだが、光学式が主流になった今、もう売っていないのだろうか。あのカスタマイズセットの存在はマウスを自分の手に馴染ませることがいかに大切かを物語っていた。
「みんな違ってみんないい」。誰にでも合うものが自分に合うと思うな。

あまりに酷いので改造してやろうと裏返したらネジが無かった。接着剤止めのようだ。
安くて済むからってそういう方法はねぇだろう。

誰か作ってください、骨太なマウスを。
右利きフィット命、左利きは黙っときな(もしくは左用も作る)。
動作の読み取りはもちろん機械式だ。何種類もの重さのボールがついてるから自分で会うやつを選びな。握力や腕力、性別年齢によって重さにばらつきが出るのは当然のことといえよう。
ボタンはちょっと硬めだ。マウスのボタンは押す時間より乗せている時間のほうが長い。ボタンというよりは支えとしての機能も大事だ。理想は裏からネジでばねの硬さを変えられるようになっている。
ホイールも硬め。無段階のホイールなんか論外。どれだけ動かしたか分からないと目が回るだろ。これでスクロールができるぞなんて喜んで、ホイールをシャーッと回してるやつなんかはアマちゃんだ。このマウスのホイールは硬めだからシャーッとは回らない。コリコリッとゆっくり回して行け。
そして、ホイールは第3のボタンだ。クリック感も手を抜かない。ガタは一切無し。

極論を言えば、手の大きさも力もみんな違うのだからマウスこそオーダーメイドにすべきではないだろうか。
一生物になるよ、きっと。大量生産いい加減製作の安物より絶対長持ちするし。
現に(オーダーじゃないけど)僕のインテリマウスは3回のPCの変更を経て8年が経った。いいものは長持ちする。中学受験で受かったとき、初めて買ってもらったSHARPのメビウスMN330-X13についていたインテリマウスだ。最近のマウスが上に書いたような腑抜けな軽い奴ばっかりで怒っているかもしれない。「最近の若者は(ry」なんて。
僕の手にとってインテリマウスの操作感は抜群。というより自分の手のように扱えて来た。これはそうそう手放せない。

そう思いながら、PS/2→USBの変換ケーブルをネット通販でポチッとしたのでありました…。

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