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2007/04/09 23:51

プリンタ修理 


年末に親が落っことして壊したプリンタ(キャノンPIXUS 550i)の修理をしています。
現状はPIXUS iP4300が稼動していて不自由はないのですが、まだまだ使える状態であったので何とかして修理してやろうと保存してました。

本日、550iをばらして故障箇所発見。一箇所が折れているだけなので直せるかもしれません。
しかし、原因究明を通してこのプリンタは構造的に弱すぎるのではないかと疑問を感じています。

ばらしてみたところ、インクヘッドユニットの支持部分が折れていることが分かりました。
そのためヘッドが上下に拘束されない状態になってしまい、ヘッドが溝にはまって動かなくなってしまっていました。

大まかな様子は下図のようになっていました。ヘッド部分を右から(イエロータンク側から)見た絵です。

インクタンク4個を抱えたヘッドユニットを支えているのは、ヘッドユニットを貫通しているステンレスのガイド棒と、ユニットのてっぺんについている青いレバー(紙間調節レバー)とガイドレールの接触面だけです。紙間調節レバーがカムになっていてガイドレールとの距離を稼ぐことで、ガイド棒周りにユニットが上に回転しインクヘッドの高さを上げるという構造になっています。
今回壊れたのは紙間調節レバーの回転中心に当たる凸部です。レバーの回転中心になると同時に接触面から受ける力を、すべて曲げで受けるようになっています。

ヘッド自体の重量はガイド棒がすべて受け持っていますが、ヘッドユニット全体の重心はインクタンク他のパーツのため、ガイド棒より図でいう左側にかなり寄っています。そこで生じたモーメントをすべて受け止めるのが紙間調節レバーの接触面です。
親がプリンターを落下させたときにヘッドユニットに生じた慣性力でガイド棒中心のモーメントが生じ、接触面に大きい力が働いて、曲げ荷重を受ける凸部の付け根が折れたのだと考えれます。
この折れた部分は直径1cmにも満たないほんとに小さな中空の出っ張りです。いくら「落下」という想定外の事態だとしても、この凸部付け根の強度設計が甘いような気がしてなりません。実際にインクタンクを押し込むときなど、通常の作業時でも大きなモーメントが働くことは容易に想像ができます。
最低限、荷重を受ける部分と高さを調整する部分は分けるべきではないでしょうか。

キャノンのPIXUS 550i~950iシリーズはすべて同じ構造を取っていると思います。お使いの方は自分のプリンターの中を覗いて見てください。とても華奢なレバーひとつが大きな力を受ける構造に驚くかと思います。

原因が分かってそのまま引き下がるのも悔しいので何とか修理してやろうと思っています。
やることは単純、折れたところを接着する、だけ。
しかし、上に述べたように折れた部分は特に大きな荷重を受けるところです。
自宅にあった、有機溶剤系の接着剤や5分硬化型エポキシ接着剤は見事に玉砕しました。瞬間接着剤なんかは持つはずもないので試しもしませんでした。
接着面積が小さいのがネックかもしれません。

もう意地の張り合いですが、明日、アクリル重合を利用した補修剤「プラリペア」を買って来て試してやろうと思います。一セット1600円もする最終兵器です。

続きをお楽しみに。

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