迎え角30deg.跡地

もうここにはいない

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2012/08/21 00:49

肥薩線でスイッチバック・ループ線の旅 

ロケット見学の後、18きっぷを握りしめて九州ローカル線の旅です。


隼人駅から肥薩線の旅。必死に山越えしようとする線路を楽しみます。


吉松駅から走り出せばすぐにスイッチバックが。1両の車両の前へ後ろへ運転手さんが歩きながら急坂を登っていきます。蒸気機関車だった頃はそれはまた迫力があったのでしょう。


ループ線とスイッチバックの合わせ技になった大畑駅。到着するまでの線形にかなり興奮しました。
蒸気機関車の煤で汚れた手や顔を洗ってたという洗面台(?)と無煙化された車両。

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2012/08/08 23:32

H2Bロケット打ち上げ見学記[2/2] 

7月21日
レンタカーの中で目を冷ますと外はだいぶ明るくなっていました。ぼちぼち他の人も集まり始めている感じ。ベストポジションに三脚などを広げただひたすら待ちます。あと5時間くらい。
他の場所の人の集まり方がどうだったのか良く分かりませんでしたが、この場所はT-3~4時間くらいに来れば、三脚広げてのカメラの場所取りもまだまだ余裕でした。

左上の方に射点が見えます。射点から直線距離にてだいたい4kmくらい。音は10秒以上遅れてくるはずです。

朝方は空も明るく、高いところに薄雲が広がってところどころ青空が覗くような天気だったのですが、T-2時間くらいから屋久島方面から雨雲が伸びてきて薄暗く、そして雲底低くTSC上空を覆うような状況になってきました。よく見るとところどころ、ゲリラ豪雨のように土砂降りになっていました。

T-1時間くらいから携帯電話(Softbank)の通信が輻輳してきたようで、Twitterすら満足に見られない状況になってきました。自分たちのいたところは、車の駐車スペースの制限から、人は全然多くなかったのですが、どうやらちょっと離れたところの宇宙ヶ丘公園が過密状態になっていたらしく基地局のキャパが足りなくなっていたようです。まぁ、携帯が使い物にならないので、そちらの公園が大混雑してることも自分は分からず、周りの人に教えてもらったのですが。

この頃、TSCの北側で雷が観測されたとの連絡が入り、展望台の人々の間に不安が立ちこめます。雨が降ってもロケットは打ち上がるけど、機体や通信に影響を起こしうる雷のある環境での打ち上げは行いません。液体燃料の充填が終わってスタンバイしているこの状態でもし延期が決まれば、液体燃料を全部抜いて点検を行ったあと、また機体全体をキンキンに冷やしながら燃料を注がなければなりません。そうすれば2,3日の延期は確定です。
しばらくして雷雲の問題は解消されたとの情報が入りホッと胸をなで下ろしました。

T-0.5h、もう車中泊をしてから、かれこれ待ち時間で10時間近くこの場にいて、そろそろ何のためにここに居座っているのか分からなくなってきました。いや、ロケットが打ち上がることは分かっているのですが、ずっとそこに置いてあるのを数時間眺め続けているとそれが宇宙に飛んでいくなんて思えなくなるのです。相変わらず低く黒い雲が流れ込んでいます。

T-1min
関係者っぽい人が無線機から聞こえるカウントダウンを読み上げだして緊張が高まってきました。本当に打ち上がるの?ドッキリじゃないの?って感じてしまいます。

機体の下に小さく光ったかな?と思った次の瞬間、SRB-A4機の明るい炎が噴きだし、ランチャーの背後には舞台のカーテンのように一気に水蒸気が広がります。白く輝く炎を引っ張るかのようにH2Bが加速、舞い上がった水蒸気の壁の高さをすぐに超え、あっという間に低くたなびく雲の中に吸い込まれていきました。たった10秒の出来事でした。ここまで全くの無音。


大空に伸びるロケットロードを撮影するべく構えてた結果がこれ。

ロケットが雲に飛び込み、黄色くもわっと光ると見学者から「ああ~」「あっははー」「やっぱりだめかぁー」のような喜び8,悔しさ2くらいの声が上がりました。無事ロケットが打ち上がる場面に立ち会えたのはすごくうれしいんだけど、やっぱり飛んでいくロケットはもっと見たかったですね。
と、そんな声もやっと伝わり始めた空気の振動でかき消されました。「ロケットの燃焼音は空気を突き破る音だから、空気を振動させるスピーカーでは再現できない」と聞いていましたが、まさにその通り。バリバリという音と共に空気がドカンドカン揺れるような大音響を全身で体感しました。

音が聞こえなくなってしまうと、軌跡も見えないし完全に手持ちぶさたな状態。我に返って、あれ、これからどうすればいいんだ?となります。振り返って見れば、煙が流れて再び見えるようになったランチャーにはロケットがおらず(当然なのだが)、それを見てやっと「ああほんとに行ったんだな…」と実感して切なかったです。

しばらく呆然とした後カメラの片付けなど撤収をしていると、関係者と見られる陣営がクーラーボックスからビールを取り出し乾杯をしていました。どうやら無事HTVを切り離したタイミングだったようです。旨かろう旨かろう。
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2012/08/07 23:29

H2Bロケット打ち上げ見学記[1/2] 

7月21日、HTV"こうのとり"3号機を載せて宇宙に飛び立ったH2Bロケットの打ち上げを見学してきました。
ずっと見に行きたいと機会をうかがっていた念願のロケット打ち上げ見学でした。種子島自体は2回目です。

とりあえず、ロケットの打ち上げを見に行くぞ!とだけ決めて鹿児島までの飛行機のチケットは押さえたものの、その後の準備が後手後手に回り、直前期に「やべぇレンタカーがねえぞ!」「あれ、宿ってもう一泊いるじゃん」とか同行者にさんざん迷惑かけての旅行となってしまいました。反省。

最終的に、今回のロケット見学は、羽田→鹿児島に移動した後、鹿児島中央駅前で同行者と合流、駅前のレンタカーを借りてフェリーはいびすかすにて種子島に渡る作戦となりました。種子島のレンタカーは打ち上げ日が決まると同時に速攻埋まったそうです。
打ち上げ前日夜の宿も確保できず、キャンプ場のテントを予約することになりました。打ち上げた日の夜は鹿児島中央駅前でひたすら電話をかけまくってなんとかホテルを押さえることが出来、2日連続でテントを回避できました。ドタバタです。

7/20早朝
宇都宮の家を出て、羽田行きのバスに乗ります。結局出発直前まで荷造りをして寝ていなかったのですぐに爆睡、飛行機に乗り込んでD滑走路へ進む間にすぐに爆睡。ハッと気づいたら高知県が見える辺り、雲が多く鹿児島へのアプローチも絶え間なくコトコト揺れながらでした。

空港からバスに乗り込み中央駅に向かいます。途中、土砂降りになったり雷が光ったりとなんとも先行き不安な感じ。駅前バスロータリーのベンチでiPadで宿を調べながら、ひたすら電話をかけてなんとか打ち上げ日の夜の宿を取ることができました。ホッと一息、鹿児島市内見物へ。

といっても、鹿児島といえば、以前に内之浦の見学や、枕崎へUAVの実験に行ったこともあり微妙な感じ。しかも、よりによってまた土砂降り。トホホ濡れ鼠になりながら駅のスタバで待ち合わせ。

レンタカーを借りてフェリー“はいびすかす”乗り場へ。乗り場自体はすぐに見つかり、手続きもスムースに完了。車を車両甲板に押し込んで、さぁ後はごろ寝してるだけで着くぞ、と思っていたのですが。


はいびすかすは貨物船を改造して旅客も乗れるフェリーにした船のようで、船室がどうにも狭い。そこにロケット見学にわざわざ南の島まで来る好事家が押し寄せたものだから船室から人があふれかえっています。もう、甲板に座り込むしかありませんでした。
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